認知行動療法(CBT)の効果を調べた研究を片っ端から見てみる! その8
「認知行動療法(CBT)の効果を調べた研究を片っ端から見てみる!」シリーズの続きです。
高齢者を対象にマインドフルネスストレス低減法とマインドフルネス認知療法の効果を調べてみた…!
そもそも高齢者の多くは、様々な慢性疾患を抱えているケースがありまして、それによるストレスが発生しやすいんですな。
一方でマインドフルネスストレス低減法やマインドフルネス認知療法といったマインドフルネスを使う介入は、ストレスに効く…!となっております。但し、研究の大半は高齢者を対象としておらず、若者や中年の成人なんですよ。
そこで今回高齢者が対象だとどうなのか…?ってのを調べるため、先行研究を見直ししてみたらしい。
まず研究者たちは、高齢者を対象にしたマインドフルネスストレス低減法とマインドフルネス認知療法の研究を5つのデータベースを用いて検索してみたそうな。次に検索にヒットした研究を適格基準と除外基準に照らし合わせて精査していったみたい。
最終的に選ばれた研究はRCT7件だったとのこと。
これらの研究を見てみたところ、高齢者がマインドフルネスストレス低減法やマインドフルネス認知療法を行うと、
とのこと。
どうやら認知行動療法は、高齢者の心身の健康問題とそれに伴うストレスにも効果があるみたいですねー。