【まとめ】面接って結局どの服装がベストなの?何を持っていけばいいの?
今回は面接に行く前の準備について話したいと思います。
面接の服装はスーツで行くのがやっぱりいい…!
スーツを着た人とそうでない人を比べ、どのような変化があったか、どんな印象だったか調べた調査によると、スーツを着た人は
- クリエイティブになった…!
- 交渉結果が良くなった…!
やっぱりビシッとスーツを着ると気持ちなどが変わるのでしょうかね~。
スーツを着ている方が、給料が高く、昇進しやすい傾向があった…!
2011年の研究によるとスーツと私服の影響度について調べたんだそうな。この研究では大学生87人に1人の男性モデルのスーツ姿と私服姿の2枚の写真のうちの1枚を見せ、質問をしたらしい。結果、スーツを着ている方が、給料が高く、昇進しやすい傾向があったとのこと。
これはぜひ覚えておきたいメリットですね~。
ダークカラーのスーツに明るいボタンダウンシャツがベスト…!
「第一印象の科学 なぜヒトは顔に惑わされてしまうのか?」で有名なプリンストン大学のアレクサンダー・トドロフ博士の2014年の研究によると、良い第一印象を得るには服装はスーツが良かったとのこと。特にダークカラーに明るい感じの色のボタンダウンシャツがベストだったそうなんで、やっぱスーツって良いみたいですね~。交渉力・男性ホルモン値がアップする…!
2014年のカリフォルニア大学サンフランシスコ校などの研究によると、職業や年収の違う男性の参加者128名(年齢18から32歳)を対象に3つの服装グループに分けたんだそうな。
- スーツグループ:全身をフォーマルに統一
- ラフなグループ:白Tシャツ・青のスウェットパンツ・サンダルと朝のゴミ出しに行くような服装
- カジュアルグループ:街で見かけるような私服
んで、この服装の人たちで模擬的な売買交渉を行ったとのこと。
結果は、
- スーツグループ:210万ドル稼いだ…!83万ドル損した…。=+127万ドル
- ラフなグループ:68万ドル稼いだ…!280万ドル損した…。=-212万ドル
服装の違いだけで300万ドル以上も差が開いたのはすごいですね~。つまり、スーツを着た人の方が交渉が上手くなるってことですね。研究者曰く、金銭が絡むような交渉ごとにおいて、スーツは相手に成功者や自信があるという印象を与える。逆にラフな格好は相手の意見を受けがちになってしまうとのこと。う~ん。分かるな~。
因みにこの研究では他にも面白い事が分かったそうで、男性ホルモンの値も高くなっていたとのこと。体の中でも実際に変化が起きたってのはすごいですよね~。
ストレス耐性・クリエイティブ性・自信がアップする…!
2015年のカリフォルニア州立大学ノースリッジ校の研究によるとスーツと認知力の関係について調べたんだそうな。実験は全部で5つ行われたとのこと。スーツとカジュアルな服装で比べた結果、スーツを着ていた方が抽象思考(物事を0:100じゃなく、ざっくり捉えることができる能力のこと。これが高いとストレスに強くなったり、クリエイティブ性が高くなる)が高くなり、自信もアップしていたらしい。研究者曰く、スーツのような服装をすると気分を高め、周囲の見方も変わる。更に具体的に物事を捉えてしまうと自信を失う可能性は高いが、抽象的に物事を捉えられるようになるため自信を失うことも少ないとのこと。スーツで気分が変わり、できる気持ちがプラスになるんですね~。なんだかプラセボ効果に似ていますね。
男性は赤い物を身に付けて面接に臨むべし…!女性は状況に合わせて赤い物を身に付けて面接に臨むべし…!
ご存知の方も多い通り、色にはそれぞれ効果があります。
では、面接に有効な色はあるのでしょうか…?
と、質問の前に上の見出しでもう答えが出ていますが(笑)
面接に有効な色は赤色です。
赤色は「活発・情熱・興奮」のイメージを持ちますが、実は実際に脳も興奮することが研究でわかっております。
また、赤色を身に付けた本人も自分が強くなったように感じることも研究でわかっております。具体的に赤色の効果をまとめると、
- 優位性を相手に与えられる
- 自信があるようなイメージを与えられる
- 相手(聴衆)の心を動かせる
- 存在感をアピールできる
- 出世しそうに見える
ということです。面接では使えそうな効果ばかりですね。
ではどのような赤い物を身に付ければいいかというと、男性は赤いネクタイ、「パワータイ」をつけるのがいいかと思います。
赤いネクタイは、実際に使っている方も多く、例えば、アメリカのトランプ大統領やオバマ前大統領、中国の習近平国家主席、日本の安倍総理大臣なんかも使っているシーンがあります。皆さんもテレビなどで見かけたことはないですかね…?
選挙などの大事なシーンでは赤いネクタイがそのため多いです。あれはちゃんと理由があったんですね~。
話を戻して面接ですが、まとめると男性は赤いネクタイをしていくのがいいかと思います。
但し、ここで注意が必要なのは女性の場合は赤い色は身に付けてはいけないシーンがあることです。
それは、面接官が女性だった場合です。
実験によると
男性が赤い物を身に付けて面接したときは、面接官が男性の場合、女性の場合、ともに良い効果があったのですが、
女性が赤い物を身に付けて面接したときは、面接官が男性の場合は同じく良い効果があったのですが、女性の場合は最大47%も評価が厳しくなったそうです。
理由についてですが、女性は共感を重視しているためです。つまり、他の女性が目立つ行為を嫌がる性質があるということですね~。
そのため、女性の場合は面接官が男性だとわかっていれば赤い物を身に付けていくのはアリですが、面接官が女性の場合、男性か女性かわからない場合は赤い物を身に付けていくのはやめておいた方がいいと思います。
あと、余談ですが、上記理由から女子会なんかも赤い物を身に付けていくのはやめた方がいいことになります(笑)
まとめ
今回の件をまとめると、面接に行くときは
ってことになります。
- スーツを着ていこう…!
- 男性は赤いネクタイをしていこう…!
- 女性は面接官が男性の場合は赤い物を身に付けよう…!ただし、面接官が女性の場合や男女不明の場合は赤い物を身に付けるのはやめよう…!
ってことになります。
個人的考察
第一印象が大事なのはみなさんご存知の通りですが、そこの部分を少しでも良くするテクニックとして今回紹介したものは簡単に実践しやすいと思います。
就職活動の面接のような大事なときはやっぱスーツを着ると良いみたいですね。私もつい最近、大事な打ち合わせの際に少しでも成功したくてスーツを着て行ったんですが、結果は成功だったんで、やっぱおすすめですね~。
ぜひ、お試しください。
ぜひ、お試しください。
参考文献
リンク