運動を効率よくやる方法!
運動をやる理由って皆さんなんですかね…?
多分、きれいな体型でいたい…!とか腹筋を割りたい…!なんて理由の人が多いのではないかと思います。だって人類共通の夢ですからね(勝手にそう思っている)
でも、それがなかなか難しいのは皆さんご存知の通り。
効率的に運動しよう…!
今回はアレックス・ハッチンソンさんの書籍「良いトレーニング、無駄なトレーニング 科学が教える新常識」から考えてみたいと思います。実はこの方すごい人で、なんでも元カナダ代表の中・長距離ランナーで物理学の博士号を持っているそうな。さらにこの本は著者が400以上の論文と100以上のインタビューに基づいて書いたトレーニング本ということでエビデンスもばっちりらしい。これは信頼性が高い…!
では、早速見ていきましょう。
①ハードな運動をすればするほど脂肪は燃焼されるのか…?
効率良く運動とか痩せるトレーニングと考えてまず思いつくのがハードな運動。ですが、実際は軽い運動の方が脂肪燃焼効果が高いんだとか。これを知らないで運動を習慣化できずドロップアウトする人が多いんだからもっと世間に知れ渡ってほしいですよね…。
②週150分以上運動したら健康に悪い…?
WHOが推奨する週150分の運動よりも長く運動したら逆に健康に悪いって話があったりします。が、あれはアスリートレベルの運動をしている方が対象の話らしく普通の運動をしている方はまず問題ないらしい。ということで時間は気にせず運動してOK。
③長時間の有酸素運動は心肺機能を高める…?
心肺機能を高めるなら有酸素運動。じゃあマラソンだ…!ってなる方は多いですが、長時間の有酸素運動(マラソン)は慢性ストレスの為、体への負担が大きく逆に太る可能性もあります。ということで、オススメはHIIT。HIITなら長時間の有酸素運動のデメリットがなくなり、他のトレーニングよりメリットも多め。因みにHIITは会話ができないぐらい息が上がった状態となるので唯一のデメリットは習慣化しづらいところ。
④最大心拍数は220-年齢…?
よく最大心拍数は220-年齢で出るよ~って話がありますが、より正確に言うなら208-0.7×年齢で出るらしい。これを基準にHIITの負荷を設定するとよろしいかと思います。
⑤健康的な体型(細マッチョ)を目指すなら低負荷トレーニングを繰り返すのが良い…?
健康的な体型(細マッチョ)を目指すなら低負荷トレーニングを繰り返して筋肉をつけずに痩せるのが良い…!ってのは間違いで脂肪を落とすのに筋肉は必須。つまり筋肉を肥大化させるしかないそう。健康的な体型に近づきたいなら男女関係なしに筋トレは必須。
⑥骨を丈夫にするにはマラソンだ…!
骨を丈夫にするにはマラソンが有効だって話を聞いたことがあるのは私だけではないはず…。しかし実際はほとんど効果がないそうで効率が悪いらしい。
個人的考察
因みに足がつるのは栄養不足ではなく筋肉がびっくりしただけだそうです。急に動くとつりますがあれはびっくりしていたんですね~。
最後に腹筋を割りたい方の為に軽く説明しておくと、腹筋は元から割れているのは皆さんご存知の通りですが、それが見えるのが、
となっております。つまり上記体脂肪にならないと割れた腹筋がはっきりと見えてこないんですよね~。ということで、割れた腹筋を手に入れたいならまずは運動よりもカロリー制限で体脂肪を減らすのが先決。その後、効率の良いHIITなんかをやって最後に前に紹介したような腹筋を鍛える運動って感じになります。
参考文献
リンク