精神障がいの方で状態が悪くなるとなんでも「人のせい」にしてしまう人がいたりします。あれって何でそうなるの…?ってことを書いておきます。



人のせいにしてしまうのはなぜか…?

人のせいにするのは簡単で、自分のせいにするのは自分の弱さを認めたり、プライドが傷つくのを恐れない勇気がいるので難しいのは、まぁ、当然として、なんで人のせいにしてしまうんですかね~?
実は、人のせいにするのは自分の人生は他人のせいで決まると思っている可能性が高いって考え方があります。どういうことかというと、人のせいにするということは反対解釈で、

  • 自分が頑張ってできることは何もない…。
  • 自分は無力だ…。

などと思っている。又は言っていることと同じだと気付かない場合です。更に人のせいにすることで自分は無力だと暗示をかけているのと同じ状態となり更に人のせいにするといったことが起こります。この負のスパイラルから抜け出せなくなった状態の人が「なんでも人のせいにしてしまう人」みたいです。



個人的考察

やはり対策としては、背伸びをせずに等身大の自分を受け入れる力が必要かと。つまりセルフコンパッションメタ認知が重要ってことですね。この当たりは以前に紹介した「自分のことを棚に上げて他人を傷つけてしまう人の心理状態と対策」に似ているのかもしれません。