行きたくないな…。
っと思っても、気を遣い、しぶしぶ参加しなければいけない場面に遭遇したことは皆さん一度はあるはず…。
断り方は当事業所のSSTなんかでも行っている題材でして、かく言う私も苦手としております(今は一次的サイコパスの能力でなんとか切り抜けることができるようになりましたが…。)
ということで、科学的に正しい断り方について書いておきます。



「時間がない」はダメ…!ではどう断るべきか…?

2019年のハーバード大学のワーキングペーパーによると「時間がなくて…」という断り方はダメだったそうです。なぜダメだったかというと、時間がないと言われると自分の為に時間を作ってくれない、それぐらいどうでもいいと思われているって感じになってしまうからみたい。それに対して「お金がなくて…」という断り方をしたときの方が印象が良かったんだとか。時間は自分でどうにかなるけどお金がないは自分ではどうしようもないので仕方ないか…。って感じになるみたい。なるほどね~。因みに金持ちが「お金がない」を言い訳にしても嘘じゃん…!ってなるので、その場合は「気力がなくて…」と言うのが良いみたいです。まぁ、金持ちとは程遠い私には関係のない話ですが…。



自分の意志で断るメリット

2011年の研究によると、断る時ははっきりと自分の意志で言うと良いんだそうな。この研究では、環境のせいで出来ないなど濁した表現で断った時よりも、自分の意志で断った方が、23%も自己効力感が強くなったそうです。更に断る力もアップしたしたとのこと。
ポイントは自分の意志ではっきりと断った…!という経験そのものが重要ってことなんで、逃げずに断るのは自分にとってやはり大事な事みたいです。



個人的考察

断る時の言い訳は金がないと言えってことですね~。でも、いつも言ってたら誘われなくなってしまい、結果、協力関係や信頼関係を築くチャンスを逃すので気を付けたいところ。もしかしたらスーパーコネクターに出会えるチャンスかもしれないですしね…。
要は何事もバランスが大事って話です。

因みに私は断るのが嫌だな~と思うときほど、絶対自分で断ろう…!とします。
逆を行くという戦法でして、これを行うことにより自分が成長できると思うと楽しみになる時もあるんですよね~。でも失敗したら…。って思う時は不安のメリットである準備の力に変えて対処したりなんかもします。
断るのが苦手な方のご参考になれば幸いです。



参考文献

https://www.hbs.edu/faculty/Pages/item.aspx?num=55512