今回のまとめを一言でいうと、好きこそ物の上手なれって話です。
好奇心(興味)をもって行えば記憶に残りやすいのは皆さんご存知の通りで、今回はその裏付けをご紹介しよう…!って内容になります。



好奇心と記憶力の関係

好奇心と記憶力の関係は2つのロチェスター大学の論文から見られます。1991年のロチェスター大学の研究と、同じく1991年のロチェスター大学の研究によると、自分自身の好奇心が刺激されるような内容の勉強をするとモチベーションがアップし、また、記憶にも残りやすかったそうです。好奇心を持つと記憶に残りやすい理由は、

  1. 好奇心を持つ
  2. 面白いのでモチベーションがアップする
  3. 脳がたくさん情報を仕入れようとする
  4. 記憶にたくさん残る

ってステップを踏むからみたいです。なんとなく実体験としてわかってはいるのですが科学的にも証明されていると、やっぱりか~って気持ちと、これは間違いなかったんだ…!って復習になりますね~。



好奇心で記憶力が2番になる…!

では、この好奇心と記録力をうまい具合に使い、効果を上げる方法はないのか…?
この当たりを調べてくれたのが2014年のカリフォルニア大学の研究になります。この研究によると、好奇心を上げる方法として、すでに好奇心を持っている物、又は好奇心が持てそうな物をそうでない物と一緒にすると、記憶力が2倍になったんだとか。2倍は…すばらしい…!
例えば、

  1. 歴史の勉強をしたいけど勉強が嫌い…。
  2. ゲームが好き…!
  3. 歴史が学べるゲームをする…!

とか、

  1. 本を読むのがめんどい…。
  2. YouTubeは好き…!
  3. YouTubeで本の内容の要約をつかもう…!

というような工夫をすると普通にやるより記憶に残りやすいみたい。
まぁ、分かる話かな~と…。



個人的考察

以前、科学的に正しい勉強法トップ3をご紹介したときに、アクティブラーニング化が大事だ…!って話を最後の方に書いたと思います。アクティブラーニング化をするには好奇心を持てるかどうかがかなり大事です。そのため、今回ご紹介した好奇心をチェーンしていく方法を覚えておいて損はないかと思います。

因みに元々性格的に好奇心を持ちやすいかどうかはビッグファイブの開放性で知ることができます。開放性が高いと知的好奇心が高いということになりますので、もし、自分のデフォルトのステータスが気になる方は下記からビッグファイブを行ってみてください。5分ほどでできますので。




参考文献