【まとめ】感情を出すのは大事だよ~ってお話
いつも自分の感情を出さずにいる人はかっこいい…!って感じがしませんか…?
確かに感情の安定は非常に大事なポイントでして、神経症傾向は様々な部分と相関があるんですよね。
感情を表に出さず隠していると、外向性が低く、他人と関わるのが嫌いで、思いやりがなく、そもそも他人に興味もないように見られる…!
2015年のオレゴン大学の研究によると、感情を表に出すことを嫌う人は、なぜ親密で協力的な人間関係を築くことが出来ないのか調べてみたそうです。
確かに何もしゃべらないでいると色々勘違いされちゃう場合がありますからね~。これはコミュニケーションが苦手な方にとってありがちな事かと…。
逆に感情を出すことによって、こういう考え方を持っているんだ…!と、人となりがわかるので、好かれたりするわけですね。まぁ、結果嫌われることもあるんですが、全員に好かれるのは無理な話なんで、そこは受け入れるのが重要かと思います。結局黙っていても嫌われることはありますしね…。
というのも先行研究で、感情を表に出さない人は人間関係が上手くいかない場合が多いそうなんですよ。これがなぜ起こるのか調べたのが今回の研究になります。
まず最初の実験では、大学生149人(女性55%、平均年齢20歳)に協力をお願いし、映画を見ている人の映像を注意深く見るようお願いしてみたそうな。
まず最初の実験では、大学生149人(女性55%、平均年齢20歳)に協力をお願いし、映画を見ている人の映像を注意深く見るようお願いしてみたそうな。
この時の映画は面白いシーン又は悲しいシーンだったそうで、それらを見ている人には、以下の4つのうちの一つを表現してもらったらしい。
- 映画の楽しさを隠さず観てもらう。
- 映画の悲しさを隠さず観てもらう。
- 映画の楽しさを隠して観てもらう。
- 映画の悲しさを隠して観てもらう。
つまり映像には、自分の感情を素直に表現した人の様子が映っている物と、自分の感情を表に出さないようにしている人の様子が映っている物があるってことですね。
これらの表情が映っている顔の映像を参加者に見てもらい、映画を見ている人の感情や性格(ビッグファイブ)、社会性、この人と仲良くしたいかなどを報告してもらったそうです。
その結果、感情を隠した人は、感情を表に出した人に比べて、
- 外向性が低いと思われた…。
- 暗い人と思われた…。
- 深い関係になりたくなさそうに思われた…。
- この人とは関わりたくないと思われた…。
とのこと。
次の実験では、大学生238人(女性66%、平均年齢23歳)に協力をお願いし、最初の実験のいくつかをより大げさにして、調べてみたそうです。
すると、
- 外向性の熱意の部分と、協調性の思いやりの部分でよりはっきりと効果が出た…!
- 感情を表に出さず隠していることは、人間関係の混乱を招くのではなく、そもそも人間関係を形成することを妨げる可能性があった…!
そうです。
つまり、感情を表に出さず隠していると、外向性が低く、他人と関わるのが嫌いで、思いやりがなく、そもそも他人に興味もないように見られるってことですね。確かに、これだと誰もそばに寄ってきませんな…。
個人的考察
怒りにまかせて人にぶつけまくるのがまずいのは、まぁ、当たり前として、だけど感情を出ていくこともコミュニケーションでは大事だよ~ってお話でした。確かに何もしゃべらないでいると色々勘違いされちゃう場合がありますからね~。これはコミュニケーションが苦手な方にとってありがちな事かと…。
逆に感情を出すことによって、こういう考え方を持っているんだ…!と、人となりがわかるので、好かれたりするわけですね。まぁ、結果嫌われることもあるんですが、全員に好かれるのは無理な話なんで、そこは受け入れるのが重要かと思います。結局黙っていても嫌われることはありますしね…。