【まとめ】そもそも信用・信頼できる人される人とはどのような人か?
信用・信頼できる人は罪悪感を抱きやすい人…!
まずは結論から。シカゴ大学の研究によると罪悪感を抱きやすい人は信用・信頼できる人ということです。確かに言われてみれば罪悪感を抱く人は倫理観が強いため信頼できそうですよね~。すごく納得。でも、いつも罪悪感ばかりもっているのもしんどいので(笑)次に、信用・信頼できる人の見分け方や自分が信用・信頼されるにはどうすればいいのかを具体的に掘り下げていきたいと思います。
良い人は必ずしも信用・信頼できる人される人ではない…!
兎角、信用・信頼できる人される人を想像してみると「良い人」というキーワードがでてきがちですが、まず、はっきりさせておきたいのが必ずしも「良い人≠信用・信頼できる人される人」ということです。「良い人」は大きく2種類にわかれまして、
- 良い人→信用・信頼できる人される人
- 良い人→騙されやすい人
となります。もちろん1の「良い人」なら全く問題ないのですが、2はよろしくない。よくいう「良い人どうでもいい人」って感じが2になります。皆さんは1の「良い人」が信用・信頼できる人だとまずは知っておき、更に、自分も1の「良い人」に近づけるよう努力するのがよろしいかと思います。
信用・信頼できる人される人とはどのような人か…?
2007年のブランダイス大学の研究と2011年のアムステルダム自由大学の研究から信用・信頼できる人される人は以下のような人らしいです。1.能力が高い人
これぞ科学!身も蓋もないですがやっぱり思っていた通り、信用・信頼できる人される人は能力が高い人だったということです。じゃあ、能力が低い人はダメなのかと諦めるのは早計で、以下の内容に該当している人が能力の高い人になるみたい…。…。
リンクを貼っていて思ったのですが、ほとんど今までに紹介した内容ばかりでした…!
ということで、過去の当ブログをお読みいただいて実践されている方は信用・信頼できる人に近づいているということでした…!
また、上記で該当していることがいくつあるかどうかで信用・信頼できる人かどうか判断してもいいかと思います。
2.意志力がある人
これもやっぱりという内容。意志力がある人は信用・信頼できる人される人ということです。意志力つまりセルフコントロール能力ですね~。前にブログでこれも書いたな~。意志力・セルフコントロール能力(自己コントロール能力)はやるべきことをやる力・やってはいけないことをやらない力・計画的に物事を進める(行動する)力のことを言います。つまり、それらができればいいということで、信用・信頼されたければストイックになるのがよろしいかと思います。信用・信頼されやすい人は「幸せそうな人」
2015年のニューヨーク大学の研究によると、表情と信頼度の関係について調べてみたそうです。この研究は、実際の顔やパソコンで作った顔なんかを使って、表情と信頼度の関係を4つ実験してみたそうな。
では、早速ポイントを見ていきましょう…!
とのこと。
因みに実際の能力と信頼度に関係はなく、
から幸せそうな人かどうかを認識し信頼・信用していたらしい。
因みに実際の能力と信頼度に関係はなく、
- 表情
- しぐさ
- 動き
- 発言
から幸せそうな人かどうかを認識し信頼・信用していたらしい。
では、実際にその表情をどう人工的に作るかですが、
- 眉毛を少しだけ上げる
- 口角を少しだけ上げる
と良いみたい。
そんなん言われても難しいよ…!って方は、自分が幸せを感じる画像や動画をみる、考えると良いと思います。そうすれば自然と上記のような表情になって信頼度がアップするかと。
大事な交渉や就職活動の面接本番前なんか参考にするとよろしいかもしれません。
自分の力でどうにもならない事で最初に謝ると信頼関係が上がる
2013年のハーバードビジネススクールの実験によると、自分の力でどうにもならない事で最初に謝ると信頼関係が上がるそうです。この実験では町行く人に携帯電話を貸してほしいと頼んだそうです。そして「今日は雨が降ってすいません。ところで、携帯電話を貸していただけませんか?」と言ったほうが45%も携帯電話を貸してくれる確率が上がったそうです。つまり雨という自分の力ではどうしようもないことで最初に謝れば信頼関係が上がるということですね。よく「足元の悪い中お越しいただきありがとうございます」なんてセリフを最初に聞くことがありますがあれってエビデンスがある、信頼関係構築の戦略だったということになりますね…!
私も必ず交渉の場合などは天気や気候を上手く使って最初にすいませんね~と謝るようにしています。簡単な方法ですので是非お使いください。
個人的考察
人間やっぱり他人に信用・信頼されたいものでして、また、特にビジネスでは、信用・信頼できる人と働きたいものですので今回の内容は、実践の場で使える内容だったのではないかと思います。もちろん、支援をする上でも利用者との信用・信頼は絶対必要ですので知っていて損はないかと思います。就職活動の面接でもここは使えるテクニックになりますので汎用性は高そうですよね~。
最後に2種類の「良い人」ですが、以前に紹介したアダム・グラントのGIVE&TAKEのトップギバーとボトムギバーの関係に近い物があるのではないかと感じました。
良い人騙されやすい人はつまりテイカーに搾取されるボトムギバーではないかと…。
もし、そのあたりも詳しくお知りになりたい方はGIVE&TAKEの記事をご覧ください。
参考文献
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/17312315/https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/21319912/