以前ブログで魔の6週間を乗り越えた…!次は66日後の2020年03月06日(金)に続いているかが習慣化のポイントだ…!って書いたのですが、なんと今日がその3月6日…!ということで、なんとかかんとか続いております…!
今まで習慣化に使ったテクニックは下記をご覧ください。


不安・緊張対策は続けられるか不安だって気持ちを準備のモチベーションに活かしたということで載せております。
今回は上記では紹介せず、また、ブログの習慣化には使わなかったテクニックをご紹介します。



身体化すると習慣化しやすい…!

2019年のウィスコンシン大学の研究によると、

  • 身体化すると習慣化しやすい
  • 身体化は大きければ大きいほどいい

ということでした。ブログでこのテクニックを使うのが難しかったので使用しませんでしたが筋トレなんかの習慣化には非常に使えるテクニックです。運動の習慣化を目指す際はなるべく体全体を動かすようなものが良いということです。
例えば、筋トレを習慣化するぞと思いつき

  1. 手首の筋トレのみ行った
  2. スクワットのみ行った

とすると、2のスクワットの方が全身を使う(身体化するし動きも手首の筋トレより大きい)ので習慣化に繋がります。



習慣化に役立つアメとムチの使い方

2015年のワシントン大学の研究によると、学生に協力をお願いし、簡単なテストを行ってもらったそうです。その際、1問正解するごとに5〜25セントもらえ、逆に不正解だと5〜25セント支払わなければならなかったらしい。つまり、アメとムチで違いが出るのかを見たということですね。
すると、

  • 5~25セントもらうよりも、5~25セント支払った学生の方が間違いを直そうとする確率が3倍も高かった…!

そうです。
つまり、行動を変えたければ、ムチの方が良いということになりますね。確かに人間にはネガティブバイアスがあるんで、ムチ(ネガティブ)の方が直そうという気持ちを持ちやすそう…。
また進化心理学から考えてみても、ネガティブ(危険)はなるべく回避できるよう進化してきたので記憶に残りやすいのに対し、ポジティブ(アメ)は生きる上で絶対に必要な機能ではなかったのでそれほど影響は大きくないみたい。そう考えると納得できる話かと…。
因みにムチは大小関係なく効果があるみたいなんで、強さにこだわる必要はないみたいです。そのため少しのムチ(罰)でOKとのこと。例えば腕に輪ゴムをしておいてダメな行動をしたらパッチンするといった方法なんかよろしいかと思います。
それと行動(良い習慣)を増やす場合にアメを与えると分かっているけどやめられないといった状況になるみたいです。う~ん。人間って単純(笑)
まとめると、

  • 行動(良い習慣)を増やす場合にはアメを与える…!
  • 行動(悪い習慣)を減らす場合にはムチを与える…!
  • 行動(悪い習慣)を減らす場合はアメよりムチの方が3倍効果がある…!

と覚えておくと良い感じかと思います。

最後にアメの例として、ニューヨーク州立病院の実験をご紹介します。
病院では病院関係者がなかなか手をしっかり洗ってくれないということで困っていました。そこで手を洗う行動を増やすためにポジティブサインを導入しました。ポジティブサインは手をしっかり洗うとピンポーンと音がしてGOODと電光板の文字が出るみたいな感じです。
こんなアホらしい仕組みなんかで手をしっかり洗う人なんか増えるわけないだろうと思いきや、さにあらず、手をしっかり洗う人が非常に増えたんだとか…。アメの考え方のアイディアとして面白いと思いました。



個人的考察

ニューヨーク州立病院の例なんか食品工場でも使える方法ではないかと思います。
そういえば話は変わりますが、食品工場に施設外就労で当事業所は行ってるんですよね~。
手をしっかり洗わない人がいるとか言ってたな~。
責任者の方、どうすればいいかわかりますよね…?