今回は良い職場・悪い職場について書きたいと思います。
また、この内容は就職活動で企業を選ぶ時や今の企業から転職するかどうかを考える時にも使えるかと思います。
そのあたりも踏まえてご覧ください。



成功している企業の特徴

今の企業が成功している、これから成功していく企業なのかは良い職場かどうかを判断する上での大事な材料かと思います。じゃあ、世の中で成功している企業って共通点があるの…?ってことを調べた調査がありまして、成功している企業の特徴を一言でいうと、無駄を省いてチャンスが来たら全力で迎えるように準備している企業だったそうな。最近のベンチャー企業で成功しているところなんかこれ当てはまっていますよね~。更に、

  • 小さい目標を掲げていた(大きな目標を掲げている企業ほどダメだった)
  • 変化し続けていた(現状維持の企業はダメだった)

ということです。ダメな企業ほど無謀な目標を掲げていたのは非常に納得できますし、科学的な視点からみても目標として最悪ですしね。それは成功する訳ないな~。

あと現状維持の企業がダメなのも分かる話で大企業が大量リストラや倒産している例なんかまさにこれが原因ではないかと思います。ドラッカーも去年と同じことを続けるのは戦略とは呼ばないと言っていますしね~。マイナーチェンジを繰り返しながら少しずつ変化していくのは私も意識し忘れないようにしていきたいところですね~。



悪い職場(早死にする職場)の共通点

スタンフォード大学の研究によると、悪い職場(早死にする職場)には共通点があったということです。こんなことを調べるなんて面白いことしていますよね~。
共通点は以下の通りとなっております。

  • 保険がない
  • シフトワーク(夜勤など)
  • 長時間労働(しいられる)
  • 業績不安定※
  • 家庭不和が起きる
  • 権利が少ない
  • 責任が重すぎる※
  • 仕事がない

※は経営者・上司の役割です。また、この中で一番重要なのが権利が少ないという項目です。権利が少ないとはコントローラビリティ(自分が責任を持って自由に仕事をしていい範囲のこと。自己コントロール感があること)のことをいいます。コントローラビリティが高いとメンタルや幸福度も高くなるって研究もありますし、重要なのは非常に納得できる話。自分に置き換えて考えても自分で自由にできる仕事の範囲があると責任もありますがやりがいも感じられますからね~。
但し、注意が必要なのが任せてもらえるよう自分が努力するのも重要であるということです。そこには実績や信頼・信用があるかがかかってきますから任せてくれないから即悪い職場とはなりません。誤解なさらぬようよろしくお願いします。



言行一致は超大事…!

言行一致も超大事な項目となります。言行一致とは言っていることとやっていることに矛盾がない事をいいます。この言行一致ができていると逆境を乗り越える力となり組織力が高まります。つまり、逆に考えると、言行不一致は最悪ということです。特に言行不一致が経営者や管理者だとまずい(言っていることとやっている事が違うとまずい)です。上が言行不一致だと下も言行不一致になり一貫性がなくなってしまうからです。
言行一致は良い職場と悪い職場を見分けるのにはかなり参考になるはずです。覚えておくとよろしいかと思います。



個人的考察

私も「しせつちょう」という管理者の立場なので、論語読みの論語知らずにならぬよう日々気を付け、しっかり肝に銘じておきたいと思います。というのも過去に上記項目でかな~り大変な目に遭いましたので、他の人に同じ目に遭ってほしくないんですよね~。あんな目に遭うのは私を最後にしたいと日々思っている次第であります。