障がい者支援に限らないかもだけど、障がい者支援もそうだよな~って思うこと
支援をしているときによく思うのが「You can lead a horse to water, but you can't make him drink.」ということわざ。
「You can lead a horse to water, but you can't make him drink.」ってなに…?
「You can lead a horse to water, but you can't make him drink.」は皆さんご存じイギリスのことわざ。名著「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」にも登場しますよね。直訳すると、「馬を水辺に連れて行くことはできても、馬に水を飲ませることはできない」ってことで、つまり、結局は本人次第だってことですね。
これは障がい者支援でもかなり感じる場面が多いのではないでしょうか…?
例えば、
- 利用者を支援する際に色々アドバイスやチャンスを与えるが、本人がなかなかやる気にならず支援が上手くいかない
- 支援を行う際に家族に協力をお願いするが全然やる気になってくれない
みたいな感じ。その果てに支援者の思いが強すぎてバーンアウト(離職)や強引にやろうとして虐待を行ってしまうなんてケースも少なくないんですよね。
んで、ここで大事なのが「You can lead a horse to water, but you can't make him drink.」ってことわざです。人を変えるのは難しいし、変わるのは本人なんで、支援者ができることはアドバイスやチャンスを与え続けることであるということ。そして、そこでイライラしたり、バーンアウトや虐待を行ってしまうのは変わってほしい利用者ではなく、そういう気持ちになった支援者のみの問題であることも同時に意識しておきたいところ。
アドラー心理学でいう「課題の分離」ですね。ここがごちゃごちゃになると上記のようなこじれた状態やストレスを互いに感じる状態に陥っていきます。これは是非避けたいところなんでご注意を…。
因みにこういった際の対策はあるのか…?って話なんですが、私なんかは問題をトカゲに例えて、問題を分解していくって手法をよく使います。詳しく知りたい方は、下記が参考になるとかと思いますので良ければご覧ください。
個人的考察
私なんかは「人に言う前にまず自分」なんて良く言いますね~。当ブログでもこのワードは何度か登場しているかと…。
因みに本格的にもっと詳しく知りたい方は、「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」の139ページ当たりから読んでみることをおすすめします。
参考文献
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