来年の目標と計画を達成する確率を高める「イリノイ大学式目標設定術」
来年の目標と計画を達成する確率を高めるイリノイ大学式目標設定術
今年も残すところ1週間ほどとなりました。となると、少しずつ考えるのが来年の目標ってやつです。今年はコロナで思うようにいかなかったので来年こそは…!って思っている方も多いのではないでしょうか…?そこで役に立ちそうなテクニックがイリノイ大学式目標設定術になります。因みに元ネタは2010年のイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究になります。イリノイ大学式目標設定術と聞くとなんだか大変そうな響きですがやり方はいたって簡単。目標を考える際に「?(疑問符)」をつけながら行うってだけです。これを行うだけで目標や計画の達成率が高まったということ。具体的には、
- ダイエットをする…!ではなくて、ダイエットができるだろうか…?
- 毎日運動する…!ではなくて、毎日運動できるだろうか…?
- 1日1時間勉強する…!ではなくて、1日1時間勉強できるだろうか…?
のようになります。要は自問し続けていくってことですね。お手軽でやりやすそう…。
では、なぜ自問し続けていくだけで達成率がアップしたかというと「?」を付けることによって、疑問を自分に投げかけることができる、つまりセルフトークを行えるからとのこと。このセルフトークにより理想ではなく現実に目を向けられるようになるそうで、以前に根拠のないポジティブシンキングは危険だよ…!ってことを書きましたが、「?」を付けることによって現実的思考や客観視がしやすくなるみたいなんですよね。なるほどね~。
個人的考察
ポジティブとネガティブの両方の良さを活かすために目標は達成の可能性を50%、失敗の可能性を50%にすると良いみたいです。また、以前に挫折(失敗)していれば、その時の挫折(失敗)パターンを思い出して対策に事前に組み込んでおくのも効果的だったりします。
その他、対策を3つ以上考えておいたり、プランBや偶然性プランニング、if-thenプランニングにしておいたりするのも効果的。あとは適宜、見直し、修正していくとか。
これらについて更に詳しく…!って方は、下記が参考になるかと思います。合わせてご覧ください。
- WOOP(ウープ)
- MACの法則
- 正しい目標の立て方
- まだ半年ある…!目標設定方法から考え直してみるの巻
- 目標のデメリットと達成方法
- 計画
- 計画には「何もしない」を入れよう…!
- 先延ばし対策
- 締め切りと先延ばしの予防と対策
- どうにでもなれ効果