【まとめ】食べておいしい、脳にもストレスにも良い果物「ブルーベリー」の効果
ということで今回はブルーベリーについてまとめておきます。
ブルーベリーはストレス対策になる…!
ブルーベリーはベリー類の一種で、他にもラズベリー、ストロベリー、ブラックベリーや木苺などの仲間たちがおります。以前に書いた通り、ベリー類に含まれる豊富なビタミンには、ストレスホルモンのレベルを適正レベルに保つ効果があります。つまり、ブルーベリーを食べるとストレス対策になるってことですね。BDNFが増えた…!
2008年のレディング大学の研究によると12週間ブルーベリーを食べさせ続ける実験をしてみたら、BDNFが増えたんだそうな。つまり、ブルーベリーを食べると長期記憶がアップする(≒頭が良くなる)みたい。これは素晴らしい…!以前に運動でBDNFが増えるってことを書いたと思いますが、ブルーベリーを食べるのも良いんですね。こっちのが手軽なんで進めやすいですね…!精神障がいの発症予防や症状の安定・改善に役立つかも…?
これも以前に書きましたが、統合失調症を発症した人はそうでない人に比べ、亜鉛の量が5割も少なくなっていたそうで、亜鉛にはBDNFを分泌する働きがあるんですよ。んで、どうやらこれが関係していそうな感じらしく、また、BDNFが少ないと鬱病やパニック障害の引き金になるとも言われております。
つまり、ブルーベリーでBDNFが増えるのであれば、精神障がいの発症を予防したり、症状の安定・改善の可能性があるってことになりますよね…!上記に書いた通り、ストレス対策にも使えるってことですし…。食べておいて損はなし…!って感じがしますね~。ブルーベリーで記憶力アップ…!抑うつ症状ダウン…!血糖値ダウン…!
2010年のシンシナティ大学などの研究によると、ブルーベリーを食べると高齢者の記憶力は改善するのか…?について調べてみたそうです。
この研究は、物忘れや次に何をするかを忘れたといった加齢による記憶力低下の経験がある高齢者9人(男性5人、女性4人、平均年齢76.2±5.2歳)を対象に行われたそうで、未加工のブルーベリーを基にジュースを作り、毎日飲んでもらったとのこと。
因みに1日に飲む量は体重によって変えたそうで、
- 体重54~64kgの人:1日444mL飲む
- 体重65~76kgの人:1日532mL飲む
- 体重77~91kgの人:1日621mL飲む
って感じだったらしい。
飲むタイミングは朝、昼、夜に分けたそうで、これを12週間続けてもらったそうな。
結果、
- 記憶力アップ…!
- 抑うつ症状ダウン…!
- 血糖値ダウン…!
だったそうです。
ブルーベリーを中程度食べることでアントシアニンを補給、このアントシアニンが脳内のニューロンシグナル伝達をアップさせ、記憶力アップやグルコースの処理が改善したみたいです。
ブルーベリーを食べると最大2.5歳も老化による認知機能低下を防げる…!食べれば食べるほど防げる…!
2012年のチャニングラボの研究によると、ベリー類の摂取期間が長い程、認知機能低下が遅くなるのか調べてみたそうです。
この研究は、看護師さんを対象に行われたそうで、1980年から4年ごとに食事アンケートを実施、合わせて1995~2001年にかけて70歳以上の方16,010人の認知機能をチェックしたらしい。
フォローアップは2年ごとに2回行ったそうで、最後に統計処理をして平均を出してみた結果、
- ブルーベリーとイチゴの摂取量が多い程、認知機能低下が遅くなっていた…!
- ベリー類の摂取で最大2.5年、老化による認知機能低下を遅らせることができそうだった…!
- アントシアニジンと総フラボノイドの摂取量が多い程、認知機能低下が遅くなっていた…!
とのこと。
ブルーベリーを食べると最大2.5歳も老化による認知機能低下を防げるし、食べれば食べるほど良かったみたいですね。素晴らしい…!
個人的考察
因みにブルーベリー(冷凍ブルーベリー)はセブンイレブンやローソンなどのコンビニで手軽に買えるので結構おすすめです。但し、継続的に食べるなら業務スーパーやコストコでまとめて買う方が安く済みます。そのため、味が好きかをコンビニで買って食べて確認、継続して食べられそうなら業務スーパーやコストコで買うってのがよろしいかと思います。因みにカークランドの冷凍ブルーベリーならamazonなどで買えるのでこちらから購入するのもありですね~。