引き続き、以前に当ブログでも登場し「そのひとクチがブタのもと」でも有名なコーネル大学のブライアン・ワンシンク博士の2014年の研究を見てきます。
今回は3つの実験のまとめです。
それでは早速見ていきますかー。



まとめ

3つの実験により、ラボ内と実生活(フィールド調査)の両方で、運動を運動ではなく楽しみとして捉えることが、参加者のその後の食事行動に良い影響を及ぼすことが分かりました。そしてこの効果はBMIを調整しても一貫していたそうなんで、どのような方にも当てはまりそうです。
運動を運動として捉えるとどうしても義務って感じになり、その結果、脳の報酬系が見返りとしてご褒美を求めてしまうみたいなんで、運動は楽しんだ方が良いと覚えておきましょう。
因みに研究者も、

  • 運動は苦痛に耐えるものではなく、楽しむものであると考えたほうがよいだろう

とおっしゃっております。
またこれらを踏まえ、研究者は最後にこんなアドバイスをしておりました。

  • 減量の為に運動を始めようと考えている人は、運動は楽しいものと捉え、あるいは少なくとも仕事や運動としては捉えないように考えることを強くオススメする。ランニング中に音楽を聴く、ウォーキング中に電話をかける、トレッドミル中に動画を視聴することは、これまで考えられていたよりも減量の成功と忍耐力アップに関係している可能性が高いからだ。

以前に書いた通り、私は毎日のトレッドミルによるウォーキング中に調べ物をしたり、スマホゲーをしたりしているんですが、あれはダイエットにも良いのか(笑)



個人的考察

ということで、

  • 運動を楽しみと捉えモチベーションをアップし自然ともっと運動や健康的な食事をするようにする…!

の対策を掘り下げてみてみました。
明日は、

を掘り下げていきま~す。



参考文献