カリスマ性を人工的に作る方法
だってカリスマはいわば才能で天才的な人が多いイメージ。カリスマはまばゆく憧れる存在で自分とは対照的な人間でして…。あ、なんか書いてて悲しくなってきた(泣)
でも、とにかくやらないかんということで、今回はそんなカリスマ性ゼロの人間(私)でもカリスマ性を人工的に作れる方法をご紹介します。
因みに、役職がなくても障がい者の支援を行うときに、例えば本人が信頼して話を聞いてくれるとか、企業とのやり取りとかでやっぱりカリスマ性は必要なので覚えておいて損はないかと思います。
カリスマ性を身に付けるための会話力トレーニング
思い浮かべるカリスマの第一印象はやっぱり会話力があるイメージなのは皆さんも同じかと思います。「声」はカリスマにとって重要なポイントであるのは間違いなく、会話力をトレーニングするのが初めの一歩ということです。ゆっくり話す
今回の参考文献ではゆっくり話すほうが説得力が高く、政治家も当選率が高いと挙げていました。以前に早口のブログでまとめたとおり、早口とゆっくりはどちらがいいのかはなかなか判断が難しいところです。個人的にはメインを早口、ポイントをゆっくりの抑揚がいいような気がするのでここは悩ましいところ…。1センテンス(1文)ごとに休止を入れる
これは以前に紹介した方法。1センテンス(1文)ごとに1,2秒間あけると自信があるように見えるそうでぜひ意識していきたいところです。イントネーションを下げる
これも以前に紹介した方法。語尾を下げると、力強い印象を与えることができます。また、文章の途中でイントネーションを下げるのも効果的ということで、ここぞって時に行うといいかと思います。口ではなく鼻で深く呼吸する
これも以前に紹介した方法。口から息を吐くと不安で余裕がないようにみえるので鼻呼吸が良いみたいです。これはできていないから意識しないと…。感謝の心を鍛える
感謝が自分と相手にとって非常にいいのはもはや常識になりつつある昨今ですが、具体的にどう鍛えるのかが難しいところです。小さなこと(信号に止まらず会社に行けたとか天気が良いとか目覚めが良かったとか)でもなんでもいいので、その場で感謝できることを3つ考えるのが良いらしいです。共感力を鍛える
カリスマ性に共感力は必須と言えましょう。共感力を鍛えるには相手への共感だけでなく、自分自身への共感(自己共感)も必要ということです。これはなるほどと思ったところでして、自己共感は考えたことがなかったですね~。
因みに自己共感を高めるには自分が行っている自分への気遣いを5〜10個書き出し重要度に応じてマークをつけることが良いみたいです。自分を労ろうって感じですね~。
傾聴力を鍛える
話を聞く力が重要なのも納得できる話です。傾聴力を鍛えるには意識的に相手の話をさえぎらないようにするのが大事とのことで、以前に紹介したFBIのネゴシエーターでもここはポイントとして取り上げられていましたよねー。意識しないと…。また、相手の話を聞いてもすぐに返答せず2秒ほど待って理解した表情を浮かべるように訓練するのが大事ということですがここは悩むところでして、というのも2015年のクイーンズランド大学の研究によると応答・返答スピードが速い人(即答する人)はカリスマ性が高く見え、頭もよく見えるんですよね。う~ん。結果が真逆で悩ましい…。
私はどちらかというと応答・返答スピードが速い方なので基本は速くし、相手が興奮しているとき、ゆっくりなタイプ、相手がポイントだと話した場面では2秒待つって戦略にしています。
ネガティブ対策
ネガティブは誰でも起こることを思い出すのが大事らしく過去に同じような不快感を経験した人(特に自分が尊敬している人)のことを思い出すといいらしいです。また、同じような不快感を味わっている人が他にもたくさんいることも考えると良いらしいです。これは当たり前のようなことですがネガティブになっているときは視界が狭くなるのでネガティブではないときに肝に銘じておくのが重要な感じですね。また、不快感を科学者のように観察するのもいいそうです。これはメタ認知をしようということで以前に紹介したRAINやエクスプレッシブライティングで書いた評論家になって見解してみると同じ方法ですね。
他にも、
- このネガティブな出来事が自分にとって良いことだったら?を自分に聞いてみて考えてみる
- 困難な状況に直面したとき全てが上手くいったかのような文章を過去形で紙に書いてみる
なんかもいいそうです。あのスティーブ・ジョブズも現実をねじ曲げて考えることで有名だったそうなんでこれは使えそう…。
トラウマ対策
トラウマ対策も重要ということで、自分に手紙を書くのがいいそう。- 自分が怒りを抱いている人を思い浮かべ
- その人に言いたいことを紙に書き
- 相手から謝罪の手紙がきた感じをイメージして
- その内容を紙に書く
- 最後に相手から届いた(ふりをして自分が書いた)謝罪文を何度も読み返す
のがいいみたいです。なんとも手間のかかる方法ですが、トラウマがある人にとってはよさそうな感じですね~。
イライラの対処
イライラの対処は- イライラしたら静かな場所に座って30秒間だけ「体のどこに不快を感じているのか」を具体的に探し
- 場所がわかったらその感覚をじっくり観察して言葉にしてみる
- そのうちに不快感が消え去っていることに気づく
ということで、まんまRAINやん…!って感じです(笑)
実体験からもRAINは好んで使うのですがやっぱいいんだな~。
ストレス解消法
ストレス解消も重要なポイントということで、- リラックスして座るか横たわって目を閉じる
- 深呼吸を2〜3回する
- 息を吸うときはキレイな空気が頭からつま先までを満たしていく感じをイメージする
- 息を吐くときは不安感が洗い流される様子をイメージする
- 心配事が肩に乗っている様子をイメージする
- その心配事を神様とか過去の偉人に肩代わりしてもらう
を挙げていました。
これはお手軽でストレスに弱い方は試す価値ありって感じですね~。
コンフォートゾーンを広げよう
コンフォートゾーンを広げる(未知の世界に挑戦する)のも重要だとか。これは非常に納得できる話でカリスマって革新的なことに挑戦しますよね。新しい事に挑戦していく姿勢は大事だと再度意識していきたいところです。個人的考察
いかがでしょうか…?今回は個人的考察をちょこちょこ挟んで書いてみました。
全部一度にやるのは難しいので取り組みやすいところから少しずつやっていくといいかと思います。
参考文献
https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797615616255?journalCode=pssa
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